約 117,240 件
https://w.atwiki.jp/matome3435/pages/2317.html
自家製漢方酒作り 2009年5月8日 (金) 昨日仕入れた漢方原料で、自家製漢方酒を作ります。 高麗人参、梅花鹿性器、梅花鹿茸 (鹿角)、淫洋ホウ、枸杞子、五味子、霊芝、蛤虫介 (大トカゲ)、不老草、天麻、党参、刺五加、平貝母など。 35度の焼酎、観無量を2升分入れて2~3週間すれば飲めるようになります。 氷砂糖などの甘みは入れません。 本来男性の精力増強用のブレンドですが、女性にも効果が高く、体全体の免疫力を高め、健康と美容に良いのです。 薬日本堂でも漢方酒は売っているのですが、何しろお高い。 自分で作ると、何度か焼酎を注ぎ足しでき、一年ほど使えますから経済的で、自分に合った漢方原料のブレンドでより効果の高いものを作れます。 私はホワイトリカーは苦手なので本格焼酎を使っていますが、35度以上のお酒ならどんなものでも大丈夫です。 美味しくはありませんし、多少グロテスクな素材も入っているのですが、確実に効果を感じます。 ハードスケジュールで生活されている方に贈ると、どんな栄養ドリンクより効果を感じる!とおっしゃって、ご自身で作るようになる方が多いので、漢方パワーの凄さを実感します。 おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2009年05月
https://w.atwiki.jp/yk7s8e2/pages/19.html
いわゆるお酒に弱い人も、普段は借りてきた猫のようにおとなしい人が多いです。 フラストレーション体制は人によって違いますが生真面目な人や抑圧の強い人、頭の切り替えの下手な人、短期で思い通りにいかないとイライラする人なのはストレスを抱えやすいです。 相手をよく観察して悪い出会いを引きずらないようにしたいものです。 で酒の席では、人間関係を読む絶好のチャンスでもあります。お酒が入ると、つい気が緩んで頃の抑圧している感情や欲求が出てきます。飲まなければ本音が言えないという人がますが、本音といよりも本性が出るのです
https://w.atwiki.jp/nocry/pages/417.html
「これは、どうする」 「あ、それはあたしの荷物の方にまとめるから、こっち頂戴」 言ってロワジィは男が指し示した毛皮を受け取り、くるくると丸めて油紙で包む。かなりきつく巻いてかたく縛ったはずなのに、それでもそれはだいぶん幅をとり、ずっしり重く大きかった。 彼女たちが退治した猪のものだ。 ここに置いておいても黴させるだけだから持って行けと言われて、とりあえず持っていくことにした。 成獣になった猪の毛はひどくこわくて、敷物や羽織り物には向かない。毛を始末してなめし皮にし、靴に使う用途もあったが、その皮以外原料がない地域ならともかく、農場の周りの森には熊や鹿や兎がおり、皮には事欠かない。 仕留めたと聞いた猪があまりに大きいので、とりあえず話のタネに剥いでみた、というのが正しいところで、その後の使い道は考えてなかったのだろう。 貰えるものなら貰っておこうと思った。町へ行き、万事屋にでも持っていけば、もしかするとその大きさを珍しがって買ってくれるかもしれない。 その他着替えの衣類やら、防寒もの、上掛け毛布、手巾だのの衛生用品、 「えーと……、あと移動中は小麦と干し肉あるし、水は明日朝入れるでしょ……、あとなにかあったかな」 指さし点検しながら、ぶつぶつとロワジィは呟く。 季節は春だった。 朝晩の冷え込みはまだかなり厳しいもので、北風が吹けば雪がちらついたりするときもあったが、寒さの底は抜けたように思う。まず骨に凍み入るような寒さがなくなった。 庇の下に長く太く鍾乳石のように垂れ下がっていたつららは、ぽたぽたと雫を垂らして溶けはじめると一気に姿が見えなくなり、ぶどう棚の雪囲いも外された。来週頭には、冬のあいだ暇を出していた小作人どもが戻ってくるというし、農場の人間は彼らの寝泊まりする離れの掃除だとか、寝具の用意、仕事の下準備にと忙しい。 春の訪れとともに浮き立つ農場を見ながら、そろそろ出立の頃合いだと思った。 もともとは数日の契約だったのだ。それがロワジィが猪退治で傷を負い、そうして癒えるまでになり、それから雪が解けるまでひと冬の話になり、厚意に甘えてずいぶん長い間厄介になってしまった。 おいとましないと。 言ってからがまたひと騒動だった。 彼女たちの仕事ぶりを、やたら気に入ってくれたらしい農場主に引き留められ、いっそあんたらここで働かないかと言われたり、近隣一帯の専属の猟師としてどうだと条件を提示されたりで、断るのに苦労した。 善意で勧めてくれるのだから、余計断りづらい。 けれどロワジィは、町へ戻るつもりだったし、そもそも主はおのれの娘が、流れものの男のほうに好意を抱いていることを知らない。知ればまた態度は変わっただろう。 いくら主が男のむつむつ働くさまを褒めていたとしても、娘が関わってくるとなれば、話は別だと思われた。余所ものからおかしなちょっかいを出されることを、人の親ならば警戒する。 だから取りざたされる前に出発してしまおうと思っている。ややこしいのは勘弁だった。 明日発つ。 「ずいぶん長居しちゃったわねぇ」 荷物の点検をしながらなんだかしみじみした声が漏れた。 本当に、こんな風にひとつ所に居続けるのは久しぶりだったのだ。 ロワジィが流しの護衛を請け負う生活をはじめてから、もう十年近くなる。依頼されて仕事を終えるまで、長くてもせいぜい十日というところで、その上仕事を探して町から町へ流れていたから同業の顔ぶれも毎回違うし、泊まる宿も変わる。 定住とは無縁の十年だった。 疑似とはいえ、帰る住処があり、そこで寝食を共にする相手がいる。なんだかこの生活がずっと続く錯覚すら覚えてしまう。 彼女には得られなかった、別の未来。 選ぼうとすれば、選べるはずだった。生まれた村の人間は、ロワジィが山を下りると聞いて、思い直せとみな止めたのだ。……俺たちだって女房子供を失った。あんたの気持ちは痛いほど判るが、生き残ったものがそんなことをして何になる。村を出て、あんたの言う悪者退治とやらをしたとして、死んだものが浮かばれるか。それをすることで、死んだものは生き返るか。あんたの娘は、あんたにそんなことをしてほしいと望むか。 ――言われなくたって判ってる。 むきになってロワジィは言い返す。 ――自分勝手だってことも百も承知だよ。でもあたしは、ここで、やられっぱなしのままじゃあ、腹の虫がどうしたって収まらない。自分の大事なものを根こそぎ奪われて、仕方ない、運が悪かったで、なかったことにして生きてはいけないんだ。 顔すら知らない野盗どもに、この無念がわかるものか、そう思う。 行商人さえ訪れないような山奥の貧しい村を、ただ踏みにじるためだけに狂飆、力任せになだれて行ったくそ野郎どもには。 どうしたって止めようがなかった。 冷たくなった体を、胎児のように膝を抱えさせ、掘った穴へ納めた。目分量で掘ったふたつの墓穴は、絵描きの夫はともかく、娘が一度では入らなくて、土を削って穴を広げた。 いつのまにか、思っていたよりずっと大きくなっていた。 土を盛り、目印にひとつずつこぶし大の石を置いた。季節は冬で、野山のどこにも花はなかった。だから彼女は土饅頭に紙で折った花を挿した。赤い紙の花だった。 新しく掘り返された土が、雪の白と相まってえらく生々しくて、そうしてこんなにもしばれる土の下に埋まっているひとつとひとつの体が、どうしようもなく悲しくて、莫迦みたいに彼女は泣いた。 もみじのような手を広げて駆け寄ってくることも、舌足らずな発音で彼女を母と呼ぶことも、彼女の髪をくるくる指にからめながら寝入ることも、二度とない。 ひとりが当たり前だったロワジィに、家族のあたたかさを教え、時に大仰におかしな身振りで妻を誉め倒した風変わりな相手も、もういない。 泣いて、泣いて、体中の水をすべて出しつくすまで泣いて、 ――もう泣かない。 そう決めたのだ。 そこまで考え、それからとん、と控えめに叩かれたノックの音で、ロワジィは沈んでいた思考から浮上する。 こちらを見ていたらしい男と、ちらと視線を交わし、心当たりはあるかと確かめ合ったのち、どうぞと彼女は声をかけた。 ばあん。 すると、あまり厚くない扉が勢いよく内側に開いて、 「うわあん行かないでロワジィィィ」 「……こんばんは」 鼻を赤くして目を潤ませる農場主のところの末の娘と、中と上の併せて三人、それからひと冬で顔見知りになった農場の下働きのものどもが、どどどとなだれをうって小屋の中に入ってきた。 総勢十名。それにロワジィと男を足して十二。狭い小屋は一瞬にして息苦しいほど一杯になる。 「明日、行っちゃうのでしょう。だから、すこしお話ししないかって」 言って娘たちが差し出したのは手作りの菓子、後ろに控えた下働きのものは酒と肴を手にしている。 あんたらには世話になった、あんたらのおかげで、獣害の心配がだいぶん減った、あんたらが行ってしまうのが惜しい、言いながら思い思いに腰を下ろす。迎えたロワジィたちも吝かではなかったので、円に加わり、そのまま酒盛りという流れになった。 これをやってみてくれ。まだ若いが、あんたらが来たときに仕込んでいた晩生のやつだ。今ちょうど樽の中でいい感じに発酵していてな、なに大丈夫、味見ついでにあんたらに飲ませるっていうのは、雇い主からは了承を得ているから……、……。 注がれたのは火酒だ。ぶどう酒を仕込んだ際に出る搾りかすで作る、蒸留酒である。浅口の器になみなみと注がれ、勢いこぼれそうになり、おっとっと。ロワジィは急いで口をつけた。色は無色だが、香りはぶどうのそれがする。 「おいしい」 度数が高いそれはかっと喉を焼き、腹まで熱くなる。にんまりとなった。 もともと、酒は好きだ。味だとかコクだとか深みだとか、小難しい品評はさっぱりわからないが、たとえばじゅうじゅう肉汁をしたたらせる串焼きをアテに、ぐいと喉に流し込む、仕事上がりの一杯は何にも代えがたいと思うし、くつろいだ深夜に、のんびり傾ける度の高いものも何とも言えない味わいがある。 ひとりで飲むのも嫌いではないけれど、多人数でわいわいやるのが、いっとうおいしいと彼女は思っている。 たぶん、酒が好きというよりは、酒を飲む雰囲気が好きなのだ。 ロワジィがいける口とみて、相手は俄然張り切り、こっちもやってくれ、これは四年寝かせたやつだよと次を注がれる。 娘はともかく、ほかは年を食った大人たちで、始まりのあたりは、それでもたがいに遠慮しいしい様子をうかがっていたが、杯を重ね、それが五つも越えて、おまけに誰かが賭け札まで持ち込んでいる。 蒸留酒のまわりは早い。 あんたらもどうだね。そう言われて、金がからむならともかく、内輪での罰ゲーム付きの遊びに、ロワジィは乗り気で参加した。 負けた人間は、一杯飲むこと。 俺はよしておくと最初遠巻きに眺めていたギィも、ロワジィが強引に引きずり込んだ。賭博にいい思い出がなくて厭だというのも承知だったが、そこはノリだ。 「あたしの酒が飲めないって言うの」 完全にからみ酒である。 そういえば、ひどい目に遭った猪退治のときの下男も、たしか賭けに負けての罰ゲームだったかなと、ちらと思ったりもした。 あのときは、肝試しだなんて莫迦なことをと思ったりもしたが、結局やっていることは似たり寄ったりだ。 ロワジィと男が参戦したので、勝負が妙な盛り上がりを見せた。 そもそも、勝ち負けで競うというよりは、誰かをしこたま酔わせて、醜態をさらしてやろうという魂胆だ。男は体も大きく、それなりに飲める様子で、祭りの時分もだいぶ飲み食いしていたのをみな知っていたので、どこまで飲めるか興味があるというのがあったし、ロワジィに関しては、 「姐さんとことん酔わせたら、なんか脱いでくれそうだし」 の理由で標的にされた。 「脱がせられるもんならやってみな」 売られた喧嘩も勝負も、総まとめに受けるきらいがあるロワジィは、このときも受けて立つ。 そうして、酔っぱらいどもの悪ノリは、 「負けたら一杯煽る」 から、 「負けたら一杯煽って一枚脱ぐ」 に、いつの間にか変更されていた。 「マッパになったら負けな」 酔いつぶす当初の目的は途中からどこかへ行った。 そうして、酔いつぶす目的のときよりも、みな手札に落とす目の色が真剣である。 自分は脱ぎたくない。しかし誰かが脱いでいる姿は見たい。 ロワジィは勝負事は好きだが、強いかどうかは疑わしい。いちいち場には出さずぐっと溜めこんで、一気に畳みかけるのが好きだからだ。 勝つときは大いにひとり勝ちするが、手札を読まれて負けるときはあっさり負ける。負けはわりとこむが、ひっくり返すと一躍首位に踊る。 彼女とまるで真逆がギィだ。手堅くこまめに点数を稼ぐ。一発逆転はないものの、大きく負けることもないので、罰ゲームにはなかなか至らない。 それでもあちらが勝てばこちらが負ける、ツキは行ったり来たりし、飲んだり飲まれたり、大いに騒いだ。 「ねぇ、ロワジィ」 「うん、」 勝負の合間、横に座っていた末の娘が、彼女の袖を引き、約束する、と言った。ちなみに二人が農場を離れると告げた際、一番しぶったのがこの娘だった。どうして。ここにいたらいいじゃない。泣いて縋られた。よほど懐かれたらしい。 かなり酒が回っているとはいえ、相手の話が聞けないほどではなかったので、ロワジィは脇へ目をやった。 「あの仔、大事にする」 約束、もう一度言って、小指を立てるところへ、 「ありがとう。お願いね」 ロワジィも小指を絡ませた。 山犬退治の際に拾った、仔犬の話だ。 小さく頼りなかった生き物も、ひと冬の間にかなりしっかりとなった。もともと獣の成長は早い。 おのれで餌を食えるようになり、走りころげて回り、呼べば来る。毛の生えた毬のようだ。 はじめ、ロワジィはおのれの道行きに連れて行くつもりだった。一度引き受けたものを放りだす頭は彼女にない。けれど、世話を頼んだ際に情が移ったらしい娘たちに乞われ、一日迷った末に、置いて行くことにした。 連れて行けば野外はともかく、町中では紐につながれ、不自由を強いることになる。町へ入り宿をとるときも外で待つことになるだろうし、護衛の仕事の際に連れていけない場所ならば、数日誰かに預かってもらうことになる。 だったら、農場の方がたぶんずっといい。 ここにいれば、どこへも自由に行き来でき、主一家も可愛がってくれる。野犬に戻る心配もなさそうだ。もう少し大きくなれば、牧羊としての仕込みもするのだと言っていた。 置いて行くのはさびしいが、犬の仕合せを思えば、その方がずっといい。 「名前、がんばって決めるね」 こぶしを握って誓われてしまった。農場内ではそれぞれがそれぞれに、好き勝手に仔犬を呼ぶ。おい、だの、こら、だの、ちび助、だの。 人懐こい仔犬はどの名前を呼ばれても喜んでかけてゆくが、おかげで張り切って名付けた娘の名前は定着しないらしい。 末娘と話しながら、何気なく中の娘と上の娘に目がいった。ふたりは男の傍で、勝った負けたのたびに、はしゃいで手を叩いている。とくに表に出す様子もないが、上娘の髪にはガラス細工が挿してあった。着ている服も一張羅だ。 ――そうだよねぇ。 女としては判る気がする。好きな男に会える最後の夜だ。精いっぱいめかし込んで会いたい気持ちは、痛いほど共感できた。わかる。ただそこに、自分の胸中を混ぜ込むと、ややこしくなるのだ。 おのれの右腕に揺れている飾り紐が急に気になった。橙が基調のそれは、そろいのもので、くれた男もいま腕に結んである。 これを見る娘の気持ちはどんなものなのだろうと思った。ロワジィは、男が娘にどう返事をしたのか知らない。差し障りのない態度をとっているから、好意を受けたようにも見えなかったが、断ったのかどうかも知らない。 たずねるのもなんだかおかしな気がしたので、どうなったの、と聞いてすらない。 ――でもこれが目に入ったら、やっぱり厭だよね。 ことさら男とそろいのものだと主張したこともなかったけれど、見るものが見ればすぐにわかるだろうし、ロワジィが結ばれて外していないということは、「そう」いうことになる。 ――でもねぇ。 なんとなく袖を伸ばして手首を隠した。恋する娘のけなげな心を踏みにじりたくないと思ったからだ。思い上がりなのかもしれない。おかしな気の回し方。でも泣かせるのはやはり厭だった。 娘は可愛い。笑っているとなお可愛い。ずっと笑っているといいのにと思う。 「ほら、姐さんの負けだ」 ぼうとしているうちにひとつ負け、複雑な思いと共に酒を煽る。飲み干す際に、男が心配そうな目を一瞬ちらと向けた気もしたが、……なによ。癇にさわった。 あんたのせいで悩んでいるんだからね。 八つ当たりであることは承知している。 そうして勢いよく上着を脱いだ。 「あー……飲んだ」 母屋へ帰ってゆく各々へ夜のあいさつを交わし、ロワジィは戸口に立って見送る。 胸元をあおいで空気を入れた。人いきれと酒のおかげで、汗ばむほど熱い。 罰ゲームのほかに、景気づけに飲みながら掛札をしていたし、途中からいったいどれほど飲んだのか判らない。視界がぐらぐら回るのでかなり飲んだ部類だとは思う。 勝負は結局下男の一人が連続で大負けし、裸になって幕となった。若い娘たちもいたので、さすがに下帯は残してよいとなったが、それでもきゃあきゃあ嫌がられた。ロワジィを脱がせると息巻いていたひとりだ。 「俺は悔しい」 ひとりで立てないほどふらふらになり、両脇から仲間に支えられて、帰り際にその男は彼女の手を握り、涙ながらに訴えた。 「姐さんの裸が見たかった」 「夢で見な」 肌着でなんとか踏みとどまったロワジィは、不敵に笑ってこたえる。こたえる後ろから、男が脱いだおのれの上着を着せかけてくれた。ちなみに男も上半身は裸だ。 しばらく遠目から酔っ払い特有の調子はずれの歌が聞こえたりもしていたが、やがて屋内へ入ったのか静かになる。 戸口に立ったまま夜気で体を冷やしていたロワジィは、立ちのぼる呼気を追うついでに星を見た。今夜は晴れてよく見える。ちかちか瞬くそれは、どうして暑い季節よりも寒い頃合いの方が澄んで見えるのか、不思議だと思った。 それからもうひとつ深く息を吸い、中へと戻る。 戻ると、こちらもさんざん飲まされたギィが、珍しく寝床へ寄りかかり、半ばうつらうつらと舟を漕いでいた。 男の具合のよくないときに、上の娘が調達してくれた藁で、寝床はだいぶ嵩増しされており、この寝心地になれてしまうと野宿はつらいな、と思ったりもする。 小屋は広くない。大柄なふたりが楽に寝返りをうてる幅まで広げると、ほとんどを寝床で占領される。 風邪が治るまではさすがに黙っておとなしく寝ていた男も、調子が戻ると、また夜遅くまで仕事に打ち込んで、明かりを消すまで帰らなくなった。 それでも一応は懲りたようで、ロワジィがきつくとがめなくても、寝床に横になるようになったのは進歩だとは思う。 布団の端ぎりぎり、今にも落ちそうなほどの隅に、身を固くして背を向けて寝るのはいただけないと思うものの。 だからこうして自分から寝床に近づくのは、本当に珍しいのだ。 「風邪ひくわよ」 声をかけると、ゆっくり顔をあげ、とろんとした視線で彼女を見上げる。よほど眠いらしい。 「うん、……?」 「寝るなら、ちゃんと上で寝なさいよ」 「ああ……、そうか」 言って勧めたままに藁床へ上がってくる。いつもこんな調子ならいいのにねぇ、思いながらロワジィもその横へ腰を下ろした。 「ねぇ、」 戸口で星を見上げながら考えたものの、いい考えは浮かばず、結局なんといっていいのか判らなかったので、単刀直入に彼女は言った。 「行かないの」 言われて男はしまりない顔で彼女を見る。 「なに、……が」 相当眠いようで、口調は重くゆるゆるとしている。 「あの子。待ってるって、言われたんでしょう」 「ああ……、」 おのれの腕に頭を乗せ、男は目を閉じる。ちょっと。聞いてるの。ロワジィがやや強い口調で尋ねると、面倒くさそうに片目を開けた。 「聞いている」 「聞いているなら返事しなさいよ」 「行かない」 ……母屋の、一番端の部屋がわたしの部屋です。 ……燭台を窓際へ置いておきます。窓の鍵は開いています。 帰り際、上の娘がおずおずとけれど悲壮な決意をもって男へ近づき、そっと手を取り言ったのだ。聞くつもりもなかったのに、ほかのものの見送りついでにうっかり耳に入ってしまい、ロワジィは内心舌打ちした。 しまったな、が正直なところだ。 それ以上娘は言わずに戻っていったけれど、意味することは誰でも判る。 ――せめて一夜だけ。 明日男は発つ。二度と戻らない。 都市部ではともかく、部落集落の辺境において、夜這いは何もおかしなことではなく受け入れられてきたし、彼女の村にも若衆が夜這うならいがあった。 夜這い、と一言で言っても、戯作本によくある男が女の寝込みを襲って無理矢理うんぬん、のそれでは無論ない。必ず夜這う側と、夜這われる側の同意があることが前提だった。 そもそも、共同浴場に男女隔てなく入るのだ。恥じらいはなかった。恥ずかしいと隠すから恥ずかしいのである。おっぴろげて見せつけるのはさすがにどうかと思うが、見られて減るもんじゃなし、とも思う。そうした地域で育ったので、ロワジィは自分のことを、性にかなり開放的な部類だとは理解している。 それでも聞きたくなかった。 聞かずに知らないままだったら、男がそっと明け方に小屋を留守にしていても、寝ていられたと思う。 知ってしまうと気になってしようがない。 それなりに生きてきている。今さら男という生き物に対して、清らかさや貞淑さを求める気持ちはそこにはない。上記のような環境で育っているので、純潔が大事だとか言う考えもない。 牡が、胤を広げる種である以上、ほかの牝の誘いにブレるのは仕方がないことともいえるし、生理上そうであるならそれはある程度受け入れるべきだ。 思い、だが、ひと晩男が小屋を留守にしたら、自分はものすごくわびしくなるだろうなというのも本心だった。 その一方で、健気に想う娘の気持ちも痛いほどわかる。 二度と会わない、忘れられてもかまわない、だがせめて一度だけでも思いを遂げて、自分の中の思いにけりを付けたい、そうしたら自分は明日から今までと同じようにふるまえるから、 「行きなさいよ」 だから聞きたくなかった。 「何故」 「何故って……、」 「行かない」 言って男は背を向ける。そうして寝たのかと思うほどしばらく黙ったあと、 「頼まれたら、俺は、誰とでも寝る人間、思うか」 いつもよりずっと低い声でたずねた。 「……そうじゃないけど、……でも、」 でもあたしのときは、……。うつむいてロワジィは口ごもった。 「俺が、頼まれたから、あんたと寝た、思うか」 男の声がさらに低くなる。怒っているのかもしれない。思わず視線をあちこちにさまよわせながら、 「……そう思う」 うなだれ、小さな声でロワジィは応えた。 「……だって。だって、あんた優しいもの。ぐちゃぐちゃの思考になった女が、頼むからなんとかしてくれって懇願したから、断り切れなくて、……って、ちょ、ちょっと」 ぐいと腰に手を回され、そのまま力任せに男に押し倒された。起き上がるのも億劫なようで、肩越しに伸ばしてその片腕の力だけだ。 ……どんだけバカ力なのよ。 心の中で悪態をつく。 倒した勢いでこちらを向いた男の顔が目の前にある。近さになんだか眩暈がした。 男はやはりとろんとして、半分眠っているような目をしている。怒っているのかどうかは判らない。 真っ黒な目に、あわあわしているおのれの間抜けな姿が映っているのが見えて、なんだそんなとこが見えるなんて、慌てているようで意外と冷静じゃあないの、そんなようにも思う。 「な、なに、……なに、」 「俺はあんたがいい」 「え、え、な、な」 「いいにおいがする」 押し倒された体勢のまま、横抱きにされて本格的に固まる。一度体を重ねておいて今さらな感もあるが、焦るものは焦るのだ。 え、どういうこと?あんたがいい、と、いいにおい、は、別?つながってるの?やっぱり別?俺はあんたがいいにおいって、普通言わないわよね?文脈おかしいよね? でもこのひとなら言っちゃう?むしろその前に、いいにおいってなに?あたし酒くさいよね?お風呂は入ったけど、部屋熱くて汗もかいたし、汗くさくない?酒くさくて汗くさいとか最悪じゃない?大丈夫?お酒飲みすぎて鼻バカになってない? っていうか上半身裸で抱きつくとかどういう、 「ちょっと、……ちょっと!」 肩口に顎を乗せられ、引きはがそうとすると余計にふざけて頭ごと抱きしめられる。くすくすと耳のあたりで忍び笑う声がした。……酔ってる。これ、絶対酔ってる。 「あんたがいい――、」 言ってそのままごにゃごにゃと不明瞭なつぶやきをひとつふたつ口にして、そうしてすぐに酒気混じりの寝息が耳元で聞こえてきた。 寝たらしい。 「……、……えぇ……、」 心底弱り果ててロワジィは声を漏らした。 普通に抱きしめられるだけでもどうかと思うのに、掛札の罰ゲームで脱いだまま、男は半身に何も着ていない。頭ごと抱きしめられた目の前には熱い素肌の胸板があって、それに押し付けられている体勢だ。 上着を着せかけられていたので、彼女自身はあらわな格好はしていないが、着せ掛けられたそれは男のものであったので、前からも後ろからも男に包まれているようなもので、精神的にいろいろ削られていく気がする。 ――なんか、このままだと、どきどきしすぎて死ぬかもしれない、あたし。 心拍数というものがいったいどこまで上がるのか判らないが、動悸と息切れでどうにかなりそうだ。 おまけにひどい罪悪感だった。 ――あの娘が泣く。 上の娘は、男が半ば訪れることのないことを知りながら、それでも一縷の望みをもって朝まで蝋燭の炎を見つめて、じっと待っている。自分だったらきっとそうする。 ――もし叶えば、どんなに。 それを知っていて、だのにこの体たらくだ。 行きなさいよとロワジィはたしかに発破をかけ、仮に承知されたら娘のもとへ男が向かうのも、おのれの気持ちはさておき仕方なしと思っていたはずなのに、現実は娘の部屋に男は向かわず、彼女を抱きかかえて眠っている。 自分は男が好きなのだと思う。だからあんたがいいと言われて嬉しくないはずがない。 けれどこうして抱きすくめられる別の場所で、泣いている誰かがいることを思うとやはり胸が痛んだ。 とは言え振りほどこうにも、男の腕は万力のようにがっちりと彼女の体に回されていて、離れようがない。 勿論死に物狂いで暴れてみれば、きっとその手から離れることはできるのだろうけれど、それはそれで、たかだか酔っ払いに抱きすくめられただけで何をそこまで必死に、と白白した気がしないでもない。 悩む。 悩む上に、このままロワジィまで寝入ってしまっては、男は半分裸のようなものだし、彼女は包まれているからまだましとはいえ、ふたりで風邪を引きそうだ。 出立の日にそろって風邪を引くだとか洒落にならない。 けれど上掛けをとろうにも、男の腕は緩みそうになかった。 ――ああもう、どうしよう。 押し付けられた男の肌から、相手の鼓動がする。絵描きの夫とも肌を合わせはしたけれど、夫婦の交わりとしてごくごく淡白なものだったので、こんな風に密着し、相手の心臓の音を聞くだとかしたこともない。それ以前の記憶はきっと、胎児のころの母親のものだろうと思う。 つまりほとんど初めてだ。 男はどうだろうか。ふと思った。 男も同じように、記憶にある限りほかの人間の鼓動を感じる機会はなかったのではないか。 それを聞いたとして、いったいこのひとは何を考えるんだろう。 ゆっくりと力強く打つそれを聞いているうち、この状況だというのに、彼女のまぶたも次第に重くなる。動悸よりも眠気をとるあたり、自分の体もたいがいだと思うが、眠いのだから仕方がないし、そういえばずいぶん酒も飲んだのだ。 寝た方がましかもしれない。 ――ごめんね。 心の中で娘に謝る。 自分はこの檻から逃れたくないのだ。 息を吐き、男の胸に頬を押し付けられながら、彼女は胎児の夢を見る。 (20180411)
https://w.atwiki.jp/jp-summons/pages/220.html
りゅうのさけ ロウリア王国の王都ジン・ハーク、その一角にある酒場。 香辛料をふんだんに使った肉料理や氷室でキンキンに冷えたビールが提供されており人気は高い。そのため、あらゆる職業の人々が集まっており、日夜盛んに情報交換が行われている。 日本とパーパルディア皇国が戦争になった時、ここにたむろする酔っ払いたちは、パーパルディア皇国の敗戦と滅亡ないし没落をいち早く予測(*1)した。もっとも彼ら自身「我が国が言えたものではないがな」と、自嘲気味ではあった(*2)。 「日本軍」の実力を知るがゆえのことだったが、偶然その場にパーパルディア皇国の商人(*3)がいて、その人物を憐れむような態度をとったため喧嘩になってしまう。 ロウリア王国がクワ・トイネ公国、クイラ王国と不可侵条約を結んで国交が正常化すると、日本との絶妙な位置故に人の往来がさらに多くなり、この酒場の利用者も、そういった商人達がやってくるようにもなってくる。 グラ・バルカス帝国が皇太子捕縛に対する烈火のごとき怒りを日本に表明した際は、酔っ払いたちの日本が圧勝するという予測に対し、バルチスタ沖大海戦を生き延びた世界連合艦隊のとある国家の艦の艦長を務めていた男(*4)がグラ・バルカス軍の恐怖を語った。 コミカライズ版においては上記の日本とパーパルディア皇国が戦争になった際の場面で登場しているが、どういった訳かパタジン、ヤミレイ、マオスなどかつてのロウリア王国首脳陣が訪れており、日本の冷えたビールを飲みながら日本と戦争したときのことを思い出していた。(*5) 関連項目 用語|ロウリア王国 ※既存の[[コメント]]に返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。 過去のコメント ジン・ハークに攻撃(自衛隊が)した後(戦後)もあるのかここ? -- 名無しさん (2018-01-17 18 57 41)ここに書かれた出来事自体が、ロウリアとの戦争が終わった後のことじゃありませんか。そもそもジン・ハーク自体、街そのものはほとんど無傷だったし。 -- にしなさとる (2018-01-17 19 01 33) パ帝の商人は祖国が日本に惨敗した後この店に入れませんよね -- 名無しさん (2018-01-17 21 00 52) あの商人がその後どうなったのかを知りたいところですよね。死んだとは考えにくいけど、商売がうまくいかなくなって没落、という可能性はある。 -- 名無しさん (2018-01-17 22 01 48)皇国復興のための資材の買い付けで大忙しでウハウハだろ。つーかなんで自国愛をちょろっとしただけで破滅させたがるんだ。 -- 名無しさん (2018-01-17 22 44 14) 別に統治機構や陸戦隊みたいなガチクズじゃない限り破滅はやり過ぎだよ -- 名無しさん (2018-01-17 23 51 01) 自身の商売は上手くいっていたとしても、祖国の日本への惨敗という、屈辱とトラウマはどうしようもないのでは。自国以外のどこへ行こうと、そのことで馬鹿にされる可能性大だし。 -- 名無しさん (2018-01-18 08 09 22)竜の酒の方々を見る限りはそうでもなさげ -- 名無しさん (2018-01-18 14 01 31) むしろ日本と戦果を交えた国同士、俺たちはよくやったよなって仲良くなりそうだけどぉ?もうどうしても不幸にさせたいという意思を感じるぞ。 -- 名無しさん (2018-01-18 18 09 23) ロウリア王国側はそうだとしても、パ帝側は元列強の意地やプライドがあるはずなので素直にこの店に入れるとは…。 -- 名無しさん (2018-01-19 01 16 51) そんなの気にするようでは商人なんかやってられん -- 名無しさん (2018-01-19 01 30 09) 第二次世界大戦後の日本「せやろか?」 - 名無しさん (2021-05-11 08 19 00) じゃあまず何故あの商人は庶民がいるような居酒屋にいたんだ?酔ってなければ現場重視のやり手だぞ。どうせ書いてるのにしななんだろうけど。 -- 名無しさん (2018-01-19 08 05 56) 内心を顔に出すようなら遅かれ早かれ商売人に向いてないならね。普通は大成しない -- 名無しさん (2018-09-18 19 29 50) カルトアルパスの件の酒場はなんて店名なんでしょうね。 - ハインフェッツ (2019-02-06 23 41 16) 実は、今に至るまでカルトアルパスの酒場の名前は出ていない。書籍版ですら… - 名無しさん (2019-03-26 17 11 12) 酒場に職業、冒険者の人がいるけど、普段どういう仕事してるんだろう? - 世界の謎にせまる (2019-06-07 23 22 51) 魔物(害獣)駆除と海賊や山賊退治? - 名無しさん (2021-12-15 11 45 25) 竜の酒日本酒人気出るの - 名無しさん (2020-06-16 23 59 35) 氷室で「冷えたビール」提供出来るなら温度を下げる魔法でもあるのかな? - 名無しさん (2021-05-28 16 29 30) クワ公の魔法でさえ重傷者の応急処置が可能なレベルまで昇華されてるからそれぐらいは出来るんじゃない? - 名無しさん (2021-11-29 22 48 47) 庶民的な酒場かと思っていたけど、(元?)国家首脳陣が集会を開いているとか、意外に高級? - 名無しさん (2022-08-07 16 48 12) まあお遊びだと思うけど。こういうの楽しい。 - 名無しさん (2022-08-07 19 45 09) 失脚して庶民になったんとちゃう? - 名無しさん (2022-08-07 21 11 15) ロウリア王国元将校三人ビール飲みながら戦争反省会 - 名無しさん (2022-08-08 12 00 06) 名前 ここを編集 〔最終更新日:2024年01月20日〕
https://w.atwiki.jp/ff14lore/pages/224.html
ワインポートWineport 東ラノシアのアジェレス旧街道にある集落。 ブドウ栽培とワイン醸造で知られる。 ブドウ栽培に適した肥沃な土と、ワイン醸造に欠かせない良質な地下水がくみ出せる井戸がある。 栽培 ローランドグレープと呼ばれる品種の葡萄を栽培している。 ローランドグレープを品種改良していた折に、神のいたずらで偶然造られた「バッカスグレープ」という品種があった。しかし、その木は第七霊災時に全滅してしまったという。 グゥーブーの頭上に生えていた「バッカスグレープ」の枝から、接ぎ木を行い、再生が試みられている。 銘柄 バッカスの酒 稀少な葡萄「バッカスグレープ」を使ったワイン 名前の由来 ワイン取引が盛んに行われるため、港ではないが「ポート」と名付けられた。 主な人物 ビルギレント 筆頭醸造師。ワイン王とも呼ばれる シャマニ・ローマニ 元海雄旅団。タイタン戦で失明し、醸造師を志す
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/56383.html
【検索用 しゅてんとうし 登録タグ 2023年 VOCALOID し なゆた 初音ミク 曲 曲さ 豆カカオ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:豆カカオ 作曲:豆カカオ 編曲:豆カカオ 動画:豆カカオ 絵:なゆた(Twitter) 唄:初音ミク 曲紹介 「昔々、残虐非道な鬼がいたそうな。」 曲名:『酒呑童子』(しゅてんどうじ) 豆カカオ氏の6作目。 第2回プロセカULTIMATE応募楽曲 基本BPM230 歌詞 (ドキュメントより転載) ぬまたばの夜渡る月の 隠らるは嬉々と極楽浄土 まやかしの妖(あやかし)が照らすように 奇を衒った物の怪の大合唱 夕明かりの照らす水面に映った天満月(あまみつつき) 天照も眠りに落ちて 紅涙の枯れ果てた目が冴える 刹那の愉悦に取り憑かれ 錆びついた人徳すらも我を失って 快楽の本能が夜降ち(よぐたち)に牙を剥く 追従の棒人形 ひれ伏さぬ強心臓 酔って狂って夾竹桃 もういいよってまだまだいけるでしょ? 目を見張る夜桜に きりきり舞いを踊る花霞 酸いも甘いも知らなくていい 暁暗 今だけは流れゆく星霜に身を委ね 墜ちていく 目を醒ます月夜命に 唐紅に染まる八重椿 罪も不埒も忘れるがいい 暗晦 杯を零れ落ちた理性の成すままに 宵が帳を下ろす 軍立(いくさだち)に血湧き肉躍る 暗澹(あんたん) 酒池肉林 解語の花 鬼畜達の盛る怒号が 祇園精舎の鐘の声を絶つ 朧げな 夢現 彼は誰時なんて 酷薄に貪婪の中消える 一瞬も 一生も 最高な意味で最低なんだ さぁ無礼講も無節操な夜を満たすほどの宴を 恣意も無為も全て流し込んだ怠惰な酒を 無様でそれでも酷く狡猾な 鬼魅が跋扈する終わりのない百鬼夜行 コメント ページ作成お疲れ様です!ミクさんの声に中毒性があって何回も何回も聴いてます! -- 名無しさん (2023-10-10 23 20 03) ktkr 神曲 -- 名無しさん (2023-10-11 01 28 56) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/nicotetsu/pages/1543.html
魚塚(うおつか)駅 概要 新鳩急電鉄発祥の地であり、蒸留線の始発駅。 鶴鉄柏浜との直通運転までは、駅前の桟橋から発着するオーシャン鴎鳩フェリーのみが外部との交通手段であり、この地区の交通の要衝であった。 開業時は2面4線と貨物ホームの構造だったが、その後魚塚線ホームが2階に移設となった。地平ホームのうち3線は終端式のターミナル駅で、特急ノルブリンカや高速ウインガーをはじめとする蒸留・麦線系の列車が発着している。 また、駅前には町のシンボルとして時計塔が建てられ、ちょっとした観光名所となっている。 駅名標 2〜5番線用#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 6番線用#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 運行本数 種別 本数 備考 特急 0.5本/日 高速 1本/日 酒蔵までの折り返し運用あり 急行 0.5本/日 快速 0.5本/日 普通 0.8本/日 魚塚線の普通が3日に1本 乗り場案内 乗り場 路線名・行き先 備考 1番線 貨物専用ホーム 2番線 蒸留線 酒蔵方面 3番線 蒸留線 酒蔵方面 4番線 蒸留線 酒蔵方面 特急ノルブリンカ発着ホーム 5番線 蒸留線 酒蔵方面 6番線 魚塚線 住野府・センター競馬場前方面 2階ホーム 名所・ランドマーク 魚塚時計台 駅前すぐ 魚塚町のシンボルです 路線・隣の駅 ● 蒸留線 ■ 特急ノルブリンカ・ ■ 高速ウインガー 魚塚駅 → 酒蔵駅 ■ 急行(焼中線直通)・ ■ 快速 魚塚駅 → 泡盛駅 ■ 普通(蒸留線) 魚塚駅 → 陣駅 ■ 普通(魚塚線) 魚塚港駅 ← 魚塚駅 → 洲樋里駅 元ネタ ウォッカ(ロシアの蒸留酒)
https://w.atwiki.jp/wiki4_yuuri/pages/97.html
お酒の本 ぶどうジャム+ハニービーンズシロップ ぶどうシロップ、分ける ぶどうシロップ+花の蜜 清水+こうじ ロサの花+ハニービーンズシロップ ロサの酒+赤ワイン 小麦+ムクムク粉 花の蜜+ムクムク粉 果物+氷の牙
https://w.atwiki.jp/th_seiti/pages/236.html
住所 新潟県燕市国上5866-1 道の駅「国上」付近 JR越後線弥彦駅、粟生津、分水のいずれかより徒歩1時間 関係あるとみられるもの 伊吹萃香(東方萃夢想ほか) 酒呑童子神社 酒呑童子の出身地の一つとして越後国の説がある。 この地に生まれた子供が美形だったため、数々の女性に言い寄られた。 しかし、すべて断り、いいよった女性はすべて恋煩いで死んでしまった。 この恋文を焼いた時に出た煙に巻かれた結果鬼になってしまったという説がある。 越後くがみ山酒呑童子行列というイベントが行われている。
https://w.atwiki.jp/occultfantasy/pages/779.html
クトゥルー神話 黄金の蜂蜜酒(Golden Mead) ビヤーキーを使役する際に必要とされる蜂蜜酒。 それ以外にも、飲むことにより肉体から精神を分離させ、一種のテレパシーや予知夢といったものを見れたり、感覚が非常に鋭敏になったりする。